ちょらぶろぐ

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【甲子園】球数制限の必要は!?金足農業の吉田投手の球投げすぎ問題の解決策とは

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みなさんこんにちは!

ちょらぶろぐのヒデチョラです!

夏の風物詩、甲子園も終わりましたね…前評判通り大阪桐蔭高校がその実力をいかんなく発揮しての優勝で幕を閉じました。

毎年決まって甲子園のピッチャーの球投げすぎ問題が話題になりますが、今年は例年に増して過熱しているように思います。

その原因は確実に金足農業の吉田君にあるでしょう(笑)

私はこの投げすぎ問題の解決策として、プロ志望届を甲子園前に提出すればいいと思っています。今日はその話をしていきたいと思います。

【甲子園】球数制限の必要は?金足農業の吉田投手の球投げすぎ問題の解決策とは

なぜ投げすぎが問題になるのか

これは選手が壊れてしまうからという理由がほとんどだと思いますが、その背景には、「プロでも活躍できる素材が壊れてしまう」という思いがあるからだと思います。

私も同意見で、プロで世界で活躍できる選手は甲子園で壊れるべきでないと思います。

一方で、プロになれる選手はほとんどいないのも事実です。

9割以上の甲子園球児は、高校野球大学野球、社会人野球で燃え尽きようと思っているかもしれません。

言い方は悪いですが、私個人としては、プロ志向がないのであれば、高校野球で投げまくって燃え尽きてもいいじゃない?と思っています。

なぜここまで議論が過熱してるのか

これは間違いなく金足農業公立高校であり、そこに漫画の主人公のような素晴らしいピッチャーが彗星のごとく現れたからでしょう(笑)

吉田投手が大阪桐蔭高校や、横浜高校などで球数を多く投げていたとしても、そこまで話題にならなかったと思います。

マンガ「メジャー」の茂野五郎のように、弱小校を凄腕ピッチャーが率いて、強豪校を倒していく構図はまさに漫画でした。

まぁ金足農業も十分強豪なのでしょうが。

よく対策として球数制限をすればいいと聞きますが、その反論としては選手層の厚い強豪校有利だとか、公立高校が弱体化するといった意見がでてきますね。

日本には判官贔屓という言葉があるように、弱い方を応援したくなる気質があります。

そんな公立高校を決勝まで連れて行ってしまったもんですから、ここまで議論が過熱しちゃっているのでしょう。

球数制限をしたら「スター投手」が今後現れなくなってしまうかもしれませんからね。

投げすぎ問題の解決策とは!?

投げすぎ問題の解決策は決まっています。それは投げさせないことです。当たり前ですが(笑)

どうやって投げさせないか? その手段が重要になってきます。

私は、プロを志望する子には投げさせない、それ以外は燃え尽きてくれ!でいいと思っています。

プロに行きたい高校球児は、甲子園前にプロ志望届を出さなくてはいけない。プロ志望届を出した選手は甲子園で球数制限が設けられる。

これでいいんじゃないかと思います。

そうすれば、強豪校目線としては優秀な投手をたくさん揃えているので、球数制限があっても問題ない。プロレベルのピッチャーは壊れない。

選手目線では、ルールで縛ってくれるので安心。

公立校目線(プロに行く気はない投手)では球数制限なしで優秀なピッチャーががんがん投げる。選手は燃え尽きても構わない(選手自身の意思)。

視聴者目線では、私立と公立の差も少しは埋まり、見てて楽しくなるし、プロレベルのピッチャーも壊れないので安心。

ちょっと変な考えかもしれませんが、仮に甲子園で「この投手は志望届を出しているので球数制限があります」って解説されれば「へぇ~そうなんだ~優秀な投手なんだなぁ~投げすぎにならないから安心だ~」って、私は観れると思います。

仮にその投手がずーっと投げていれば勝てていたかもしれない…そんな試合があっても、それは投手自身が選んだ道だもんって納得できるし。

いかんせん単純な球数制限とか日程調整っていう対策はハードルが高いと思うんだよね。

単純に球数制限を設けることや、試合日程を調整し間隔を空けるという当たり前の対策ができないのはなぜでしょう?

理由は色々あると思います。

  • 強豪校有利で公立校が勝てなくなる!
  • プロ野球もあるので会場を押さえられない!
  • 甲子園は聖地だから別会場でやるとかはあり得ない!

こういった意見が大きいところでしょうか。日程の件はプロ野球もからみ、お金の話もあるので、変えていくことは非常にハードルが高いと思っています。

また別会場で日程を長くすればいいのでは?というのも、甲子園というブランドだったりで、色々お金の話とかが絡んでくるのかもしれません。

いつまでも野球大会やってるわけにもいかないしね。高校生は勉強もしなくてはいけません。

また、球数制限は私立に有利になる!もちろんそうです。でもそれって当たり前なんですがね。

お金を持っている。それを野球の練習設備などに投資する。素晴らしい環境で野球をしたい選手が全国から集まってくる。強くなる。

これって球数制限がなくたってそうでしょ?実際に大阪桐蔭が優勝してるしね。

基本的には、チームスポーツはこの構図になってしまっているんですよね。

だから、全国のスターの卵たちは基本的には強豪校にいるんです(笑)

だから基本的にはスター選手のほとんどは、投手が潤沢なチームに存在し、全国の公立校のほとんどは、私立には勝てないということも認識しています。

ただごくわずかの公立校がたまーに旋風を巻き起こすから問題になるんですよね(笑)

話は戻して、単純に球数制限を設けさせたらますます私立が有利になり、公立校は厳しくなるでしょう。

だからこそ、強豪校の優秀なピッチャーに球数制限をかければ、その差がなくなりますよね。

プロ志望の子は球数制限を設けられる。 

自分が甲子園で燃え尽きるのか。いや、もっと将来的に野球を続けていきたいんだ。自分の進路を決めて大会に臨めばいいのではないでしょうか?もちろん監督の助言も必要と思います。

一つだけ確実に言えるのは、甲子園で投げすぎていなければ、このピッチャーはプロで活躍できたのに…という選手がこれからも出てきてしまうことは避けなければいけないということですね。