ドラマ「透明なゆりかご」第4話を見た感想!家族のために何を残すか。
こんにちは!ちょらぶろぐのひでちょらです!
今回は前回の次回予告でも嫌な雰囲気がしていましたね。
これからお盆休み!っていう気分なのにかなりキツイ展開でした…。
今回は子どもは無事に生まれましたが、母親が出産で死んでしまうという、衝撃的なお話しでした。
でもこういったケースも現実的にあるんですよね。感想を書いていきたいと思います!
ドラマ「透明なゆりかご」第4話を見た感想!残されたパパの決意。
第4話の内容!
始まってすぐ、赤ちゃんの誕生を喜ぶ若いパパが出てきます。
このパパとママは1話からとても仲睦まじい夫婦で、しょっちゅう病院に顔を出してキャッキャしていました。
しかし出産をしたママへの処置に異常が起き、分娩室は急激に慌ただしくなります。
そのママは子宮の収縮が悪かったのと、お腹の中の血管が切れて出血が止まらず、救急病院へと搬送されますがそのまま亡くなってしまいます。
母体死亡。最悪のケースですね。
そして当然、納得がいかないパパ。納得いくわけがないですよね。
「もっと早く大病院に移送していれば助かったんじゃないのか!」
「健診で血管が切れやすいとかわからなかったのか!!!」
と先生へ怒声を浴びせ、刑事告訴を検討していると産婦人科の受付で言います。
受付で叫ぶので当然他の患者さんも見ているわけで、入院していたママさんや健診を受けに通っていたママさんもみんなこの産婦人科から離れていきました。
実際にこのママさんのケースは、輸血の開始や搬送時間なども通常よりも早かったなどと、処置に落ち度はなかったようです。
どこで分娩していても避けられなかったケースだとの結論が出ていました。
ですが、そんなこと言われてもパパは気持ちのやりどころがないですしね。
その後、裁判の告訴は取り下げられます。法的な過失はなかったので負ける可能性が高いと弁護士は判断したそうです。
ですがパパは納得いかないでしょうね。
しかし赤ちゃんは無事に生まれているんだし、そんな無駄な裁判をするくらいなら赤ちゃんのためにお金は貯めてほしいとも思うし、難しいですよね。
その後妻を亡くしたパパと、主人公の女子高生看護師が偶然買い物中に出くわして話をします。パパは育児に相当疲弊している様子でした。
赤ちゃんは可愛いけど、育児って本当に疲れるんですよね。
それをいきなりパパが一人でやることになって、ママもいなくなってなんて、想像を絶します。
パパが自殺しようとするシーンもあり、赤ちゃんの泣き声で何とか踏みとどまります。
次にあの子が寝たら死のう、と言ってミルクを作りますが、もうパパの精神はボロボロで。
そこに、普段からマメなママの残したメモがたくさん見つかります。
添い寝はしちゃだめ。げっぷするときは肩にタオルをかける。無理しないで。死んじゃだめだよ。
いや実際はパパの妄想なのかもしれません、ってくらいにタイミングのいいメモがたくさん出てきます。
そのおかげか、パパは涙を流しながら、なんとか赤ちゃんと共に生きていこうと決意しました。
第4話の感想!何かを残すということは大事!
パパはママが残したメモで何とか子どもを育てていこうと決意します。
私は、ママのメモは現実に存在したものだと思っています。なぜならコウノドリとか透明なゆりかごみて、出産に絶対はないということが分かったからです。ましてやこのママは、とてもマメなママ。一方パパはちょっとどこか頼りない。
私は、このママは出産前に自分が死んでしまうかもしれないということも覚悟して、その時のために、ちょっと頼りないパパを楽させてあげようという思いで、メモを残したのではないかと思うのです。
そのママの残した強い思いが、パパを救ったのではないでしょうか。
最後のシーンでは、産婦人科の外壁の塗装を看護師と先生がやっています。
元々ママを亡くしたパパは塗装屋で、この産婦人科の外壁を塗っていました。その塗装にイタズラ心か、亡くなったママは亡くなる前にひよこの絵をかきます。
「何かいてるんだよ!「」
と、パパは叫びますが、ママは笑ってひよこを描きます。
しかしママが亡くなった後は、怒りに震えパパはそのひよこの上から灰色の塗料をぶちまけます。
そんな回想シーンのあとに、」病院の先生はぽつりと言います。
「これも斬新でいいね」
子どもは生まれ、パパは立ち直り、ママは亡くなった。色々なことが起こりましたが、確かにその産婦人科には、塗装屋の家族がいたのです。汚い塗装はその家族が「そこにいた」という証なんですね。
私もいつ死ぬかわからないけど、何か形に残るものを残しておくことは大事なのかなって思いました。
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