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ドラマ「コウノドリ」の第5話を視聴した感想。無事な出産って奇跡。

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こんにちは、ちょらぶろぐのヒデチョラです。

今回もコウノドリの第5話を視聴して、感じたことを述べていこうと思います。

今回の話は原作も見てたから予想はしてたけど、めっちゃキツかった…

 

 前回の話はありきたりで正直あまり面白くなかったけど、今回はぐっと引き寄せられたね。

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ドラマ「コウノドリ」の第5話を視聴した感想。無事な出産って奇跡。

あらすじ 

・サクラ(綾野剛)の元に診察に訪れた妊娠27週の妊婦、西山瑞希
診断の結果、切迫早産の可能性があり急遽入院することに。同じく切迫早産で入院している妊婦、七村ひかるの病室に小松(吉田羊)が瑞希を連れてくる。同じ境遇の2人はすぐに意気投合し仲良くなるが、そんな中、瑞希の赤ちゃんに予測できなかった事態が…

・白川(坂口健太郎)が見ているベビーは下屋(松岡茉優)が3日前に緊急帝王切開した超低出生体重児の翔太くん。翔太くんは早期に手術の必要があるが、両親は帝王切開になった経緯に納得出来ず、今橋(大森南朋)に手術をしないと告げる。
赤ちゃんと一緒に生活していく家族のため、下屋はある行動を起こす─

公式HPより引用

 

切迫早産って怖いんだね

まず上記のあらすじの前編に触れていきたいと思います。

こちら、原作を読んでいる方は、4話の次回予告の時点でピンと来ていましたよね。私も「あの話か…」と思っておりました。

正直、妊娠中の妻には見せてもいいものなのかとも悩みました。案の定テレビの画面を見ながら、私も妻も「きつい…」と呟いてました。

我が家にとって、切迫早産で入院というワードは決して無縁ではありません。妻は上の息子の妊娠中のとき、切迫早産と言われ、入院一歩手前の絶対安静でした。

子宮頸管長があと1ミリでも進んだら入院ねと医者から言われたことがあります。当時の私は妊娠・出産に対する知識がなく、入院すれば無事に生まれてくるんでしょ?くらいに思っていました。

でも最近はコウノドリや透明なゆりかごを読んで、切迫早産というのは非常に怖いなって思うようになりましたね。

 一人目で切迫早産した妊婦さんは二人目もしやすいと言います。

現在妻は妊娠7か月で、今のところはまだ切迫と診断はされておりませんが、まだまだ油断は大敵です。

無理をさせずに日々を過ごさないと、いきなり入院となりかねませんので、無理はさせないようにしたいと思います。

子宮内胎児死亡について

ドラマの中の西山さん。この方は原因不明の子宮内胎児死亡という悲しい結末を迎えてしまいました。

もう、わかってはいましたが観ていて涙が止まりませんでした。

調べたところ、臍の緒が絡みついて赤ちゃんが死亡だったりと、子宮内で赤ちゃんが亡くなってしまうという現象は突如起こり得るそうです。

今までどんなに順調で育っていて何の不安もない状態でも、突如子宮内胎児死亡という現象は起こり得るそうです。

なので、胎動が一定時間以上無と気が付いたらすぐに産婦人科で受診することが大事だそうですね。

しかし妻が言っていたのですが、これって難しいですよね。

ドラマの西山さんはちょうど入院中でエコーの時間があったためにすぐに判明しましたが、実際自宅でゆったりと過ごしている妊婦さんだと、胎動が少ないなと感じてもなかなかすぐに受診しようと行動に移せないですよね。

それこそ「気のせいだろうか、もう少し待てば動き出すかな、寝てるだけかな」と思ってしまったり…。

難しいところですね。でも不安なときはやっぱりすぐに受診したいところですね。

調べたところ、10カウント法という胎動チェックがあるそうです。

胎動が10回あるまでにどれくらいの時間がかかるか数えるというものですね。

これであまりにもやはり普段と比べて少ないと判断できたら病院へ電話して聞いてみる、という判断方法が一番いいのかなと思います。

それにしても、赤ちゃんがお腹の中で亡くなっていたら、というのは想像するだけで恐ろしくてたまりません…

妻は、自分だったらこの西山さんのようには振舞えない、と言っていました。西山さんは子どもの死を懸命に受け止め、周りの人にも気を使い振舞っていましたね。

妻はきっと泣きわめいて暴れて手の付けようがなくなるか、屍のように動かなくなる、とのことでした。

そうなっても仕方ないことですし、そんな想像をすることも辛いです。しかし実際に世の中ではこの経験をしている人が多くいるわけですね。

そんな西山さんは、夫の前で泣き崩れていました。夫はそんな奥さんを支えてあげていましたね。

深堀はされていませんでしたが、メッセージ性はビンビン伝わってきました。やっぱり妻は不安と闘っているので常に夫の私が支えてやろうと再認識しました!

夫が妻を支えられる環境にあることが大事

ドラマの中ではあまり触れられておりませんでしたが、実は原作では西山さんと共に入院していた七村さんの家庭環境についてかなり描かれています。

七村さんの家庭は、6歳の女の子と4歳の男の子の兄弟がいて、お母さんが切迫早産で入院となってしまったために父さんが仕事をしつつ保育園の送り迎えや家事をこなさなければならなくなります。

そのために会社を毎日18時に上がらせてほしいと上司や部下に頼むのですが、そのせいで部下に仕事が多く降りかかってしまい、同僚との摩擦が生じたりしてしまいます。

お父さんもイライラがあまりにも募り、ついにはワガママばかり言う息子に手を挙げてしまいそうになる場面も。

そこはちゃんとぐっとこらえるのですが、お父さんは追い詰められていきます

最終的にはコウノドリ先生からファミリーサポートの提案をしてもらい、なんとかお母さんの出産まで無事に過ごし平和に退院ができます。

この原作も、読んでいて非常にイライラします。なにがって、このお父さんの職場環境にですね。

奥さんが入院して赤ちゃんの生死に関わる状況なんだから、会社のみんなで協力して早く帰してあげようとするのは人間として当たり前だろうと思いますがね。

でも働きすぎる日本ではこういった環境に置かれている人が多数いると思います。 

自分の人生設計を見据えて働く環境を変えたり、働き方を変えたりすることはとても重要なことだと思います。

ちなみに私はほとんど残業はしません!

手術拒否について

今回はサブストーリーで緊急帝王切開で生まれた低体重出生児の翔太君の手術について、拒否する両親の話が盛り込まれています。

こういった類の話はマジで許せません。

許せなかったのは、会議の場面で出てきた

「あんなにバタバタと手術の準備をされて同意書を出されて、サインをせざるを得ない状況にさせられた」「こうなるとわかってたらお腹の中でそのまま亡くならせてあげるという選択肢もとれた」

といったニュアンスの両親の言い分です…。

なんてことを言うんだって話ですよね。お腹に命が宿った瞬間に家族なんだぜ。

このドラマではきちんと最後にお母さんの方が改心して、手術を受けたいと申し出てくれるので一応ちゃんと救われます。

この件に関しては、最近ネットで話題になっている、口唇口蓋裂の赤ちゃんの手術を両親が拒否してそのまま赤ちゃんが餓死してしまった、というニュースと共に次回の記事で書きたいと思います。

コウノドリの原作について

コウノドリの原作読みたい方はこちらからどうぞ!

⇒【DMM.com 電子書籍】

1巻、2巻は無料で読めたりするのでこの機会に読んでみては?ちなみにドラマ第5話の話は単行本の10巻~11巻に収録されています。

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