ちょらぶろぐ

大手企業から大手企業へ転職したもうすぐ2児のパパのブログ

負け組の日産・東芝!勝ち組のトヨタ・日立!ゴーン逮捕よりも深刻な問題がそこにある。

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みなさんこんにちは!ちょらぶろぐのヒデチョラです。

やっちゃえ日産から不正検査が始まり、ゴーン逮捕でやったぜ日産と、某有名自動車メーカーの販売店まで興奮している日産の一連の事件。

ここ数年、日本の製造業は終わったと言われるほど、こういった残念な報道が目立ちますね。

私がかつて勤めていた大企業も、大きな問題をおこし環境が激変しました。

日産・東芝は負け組、トヨタ・日立は勝ち組と言われたりしますが、いったい何が違うのでしょうか?

日産はゴーン逮捕よりも深刻な問題を抱えていると思う点を今日はお話ししたいと思います。

 負け組の日産・東芝!勝ち組のトヨタ・日立!ゴーン逮捕よりも深刻な問題とは!?

そもそもゴーンは悪いのか!?

そもそもですが、カルロスゴーンは悪なのでしょうか?

いや、当然悪ではありますし、その周りの役員連中も悪でしょう。

一方で瀕死の日産を立て直したのもまたカルロスゴーン、その人でした。

東芝と日産、同じトップが不正をしたという問題ですが、その質は大きく違うでしょう。傷は東芝の方がよっぽど深いはず。損失のレベルが違いますから。

カルロスゴーンは悪いことをしましたが、それはちょろまかしていたから悪いのであって、きちんと報告したうえで報酬を得ていたのであれば問題はなかったのかと思います。

報酬が高い安いは別問題ですが。

こんな記事があります。

news.yahoo.co.jp

なんとなく、ゴーンはコストカットしたくせに、自分はたんまり報酬もらいやがって!と聞こえます。

でも私個人としては、リストラによるコストカットと今回の不正とは無関係と思います。

カルロスゴーンが日産にもたらした恩恵は、今回の不正額にくらべても大きいと思いますから。

はっきり言ってしまえばリストラはリストラされる方が悪いと私は考えています。

リストラされるような経営状況となった時にリストラされるようでは、そもそも人材として価値がないと思われているのであって、そういう経営状況でこそ必要な人材にならないと、この先自分の仕事は保証されないと思っています。

ゴーンが悪い悪いという問題になり、日産の株価も沈み、足元は大変な状況ですが、もっと深刻な問題があると思っています。それは東芝にも言えることです。

ちなみにゴーンは悪くないと言っているわけではありません。

本当の問題は人材流出

私が思うに、もっと大きな問題は人材流出と思います。シャープや東芝に知人もたくさんいますが、若手のほとんどは転職してしまっているようです。

特に優秀な人材から辞めていくようです。

この影響は今すぐには現れません。今後10年、20年たってようやく影響が出てくるかもしれません。

東芝も今は話題にならなくなり、日産もそのうちほとぼりが冷めるかもしれませんが、長い目で見た時にどうなるでしょうか。

一方、日立やトヨタについてはどうでしょう。だまっても優秀な人材が集まってくれます。採用活動に力を入れなくても優秀な人材が新卒、中途とドシドシ応募してくるわけです。

なので両者の差はこれからもっと広がっていくかもしれません。

日産・東芝の社員はどうすべき?

わたしも新卒で大手企業から内定をもらえた時は、本当に嬉しく、一生この会社で骨を埋めようと思っていましたが、今の時代どうなるかわかりません。

身をもってそのことを知りましたし、自分のキャリアを考えた時に1社しかしらない自分というのは非常に大きなリスクだなと感じました。

色々な会社をしり、知識・スキルを身に着け、ステップアップすることで他者との差別化ができる。それがゆくゆくは自分の仕事を守ることにもなる。

だからこそ、優秀な方はどんどんステップアップすればいいと思っています。

おそらく他の会社も、日産社員を狙っている頃なのではないでしょうか?

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