メーカーに就職したい人は技術職(理系)と総合職(文系)どっちがオススメ?
みなさんこんにちわ!大手メーカー勤務のヒデチョラです!
世の中は受験シーズン真っ只中ですが、思い返せば私が学生の頃は理系と文系なんて大して気にしていなかったけど、メーカー勤務しているとかなり理系と文系の選択って大事だったなぁと感じます。
今日は実際に大手メーカーに勤務している私が技術職(理系)と営業職(文系)どちらがオススメかお話ししたいと思います。
メーカーで働きたいと思っている人、これから就職活動をする人、学生で理系と文系どちらに進むべきか悩んでいる人に参考になればと思います。
メーカー就職希望の人は技術職(理系)と総合職(文系)どっちがオススメ?
技術職(理系)と営業職(文系)って?
そもそも技術職と総合職って何?というところから始めましょう。
タイトルには便宜上(理系)(文系)としていますが、別に理系だから総合職についてはダメということはないし、文系でも理系職に進んだっていいですね。
また総合職っていう表現も曖昧ですが、便宜上文系職というイメージを持っていただければいいと思います。
ただし、文系が理系職に進むのは相当ハードルは高いと思います。メーカなのでどうしても専門的な知識が必要ですからね。
設計
研究
生産技術
生産管理
品質管理
上記のように様々な職種がありますが、メーカーにおける技術職とは、自社が製造している製品の設計、研究開発、品質管理など、会社及び製品の技術に関わる仕事をする職種ですね。
一方文系の総合職系は、製品を売ったり宣伝したり、後は会社や人材をサポートする人事、総務などが挙げられます。調達という職種は聞きなれない方もいるかもしれませんが、資材とも呼ばれ、メーカーが作る製品に使われる部品を買ってくる職種ですね。
メーカーの中のオススメ職種は!?
さて、色々な職種がありますが、メーカーで働く場合、花形は技術職なら設計・研究開発。総合職なら営業でしょう。会社側も同職に人材を投入したり、待遇を厚くするはずです。
では設計、研究開発や営業職がオススメかというと、そういうわけではありません。
結局は人それぞれです(笑)
なぜならそれぞれに一長一短があるからですね!技術職と営業職のメリットデメリットを話していきたいと思います。
技術職と営業職のメリットデメリット
出世しやすい
給料が高い
転職しやすい
会社での発言力が強い
激務
田舎での生活
仕事が楽
都会で仕事が出来る機会が多い
出世しづらい
給料が上がりづらい
会社での発言力が弱い
ひとつひとつ解説していきますね。
技術職について
まず技術職ですが、特に設計部門はメーカーの心臓部分でもあるので人数も多く、役職者もたくさんいます。役職者が多いと言うことは、出世の枠も多く、出世するということは、給料も良いということですね。
総合職と技術職の同期がいたら技術職の同期が先に出世していくと思います。
ただし設計、開発部門は激務です。残業が半端なく、まともに家に帰ることが出来ない時期も多いかもしれません。
例えばメーカーにとっては、市場で売れる商品を作ることが重要なミッションとなるわけですが、そのスタートが設計になるわけです。(正確に言うと商品企画ですが)
要は設計は上流の仕事で、かつ遅れが許されないので必然的に激務になるんですね。
ただそれだけ重要な部門でもあるので、設計部門の発言力と言うのは非常に強いものがあります。(他部門からすればワガママという面も(笑))
また、設計の拠点は工場にあることが多いです。工場は都会には建ちません。土地の安い田舎に建ちますよね?
なので、技術職でメーカー勤務を希望する方は、田舎での人生を覚悟しましょう。基本的に別工場への配置転換はほとんどないので、田舎暮らしが長くなる可能性が高いですね。(これがメリットかデメリットかは人それぞれですが)
また、技術職であれば非常に転職市場で有利というメリットもありますね。優秀な技術者というのは引く手あまたです。
総合職について
一方総合職は、はっきり言って仕事は楽です。ただし人数も設計程多くなく、役職者も少ないので、出世に関しては少ない椅子を争う椅子取りゲームになりますので、給料も上がりづらいです。
会社内では、技術職が総合職を食わしてやってるくらいに思われているので、肩身は狭く、仕事がつまらないと思うことも多いかもしれません。
でも、社会人になってからでないと分からないと思いますが、仕事が楽、早く帰れる、休みが取れるというのは、非常に重要です。総合職も捨てたもんじゃないです。
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一方総合職とは言っても、営業職は若干毛色が違います。営業職は文系の花形ですね。なので、発言力も強いですね。ただ激務です。それほど重要な部署と言うことです。
製品が売れなきゃ売り上げが立たないですからね。
給料に関しても、営業インセンティブというものが設定されていることが多く、ボーナスなどで、営業成績に応じて特別手当が出るなど、営業職は待遇も厚いですね。
総合職は職種にもよりますが、世界各地に拠点があって、異動も頻繁に行われる傾向があります。なので色々な土地で仕事や生活が出来る可能性が高く、都会での仕事というケースも多いでしょう。
ただし裏を返せば、頻繁に引っ越しであったり、単身赴任での生活を強いられるというということになります。
メーカー勤務でオススメの隠れ職種
上述の通り、激務でも会社のエースとしてバリバリ働きたいという人は技術職の設計や研究部門、総合職では営業を希望するのがいいと思います。
一方、楽して人並みの生活をしたい場合は総合職がお勧めです。(あくまで技術職と比べての話です)
でも実は、総合職の中に隠れオススメの部署があります。
それは調達部門です。
文系職ですが、先ほど言った通り、製品を作るための部材を買う仕事ということで、製品知識も求められますし、部材を買うということは、原価に関わるということなので、会社の利益に直結する仕事です。部材メーカーと価格や納期の交渉をするという面では交渉人としての能力も求められます。
最近では、TOYOTA等をはじめ、調達部門出身の社長が製造業で多く見られるようになってきています。
問題は起こしましたが、東芝の田中久雄元社長も調達出身ですね。
調達部門が重要視されてきているということです。
一方、就職活動をしている人からはいまいちぴんと来ない職種でもあるので、調達部門についてはまた別の記事にしたいと思います
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いかがでしたでしょうか!
技術職の人で、もっと楽に仕事したいと思った方は、思い切って総合職に転職してみても良いですね!技術畑出身の総合職はかなり重宝されます。
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