ドラマ「コウノドリ」の第2話を見て、妻と命について大激論を交わした話。
みなさんこんにちわ!もうすぐ2児のパパのヒデチョラです!(@hidechora)
昨日、飲み会から帰宅すると、嫁がドラマ「コウノドリ」を見ていました。
あまり興味はなかったのですが、ものすごい話題だったし、宣伝もすごかったので、嫁と一緒に見てみました。
最初に思った感想が…
「脚本家が鬼畜すぎる…」
このドラマについて嫁と大激論を交わしたので、お話ししたいと思います。
妻の命と子どもの命、どちらが大事でしょうか?
昨日放送されていたのはコウノドリの第2話です。
あらすじを簡単にまとめると、
・幸せな若い夫婦の間にめでたく子どもが出来た。
・しかし妊婦健診?で妻に子宮頸がんが進行していることがわかる。
・妻が確実に助かるには堕胎し、子宮全摘手術をしなければならないが、もちろん子どもは助からないし、2度と子どもを産めない体になる。
・子どもの安全を優先すれば、生まれるまでに妻のがんが進行するため、助かる確率が激減(若い人のがんは進行が速い)。
・妻と子どもが助かるには、子どもを未熟児のまま産み、そのまま子宮全摘手術をすること。しかし母子ともにリスクは高い。
ね、脚本家鬼畜でしょ。
今、私の妻のお腹には赤ちゃんがいるので、結構真剣に自分が同じシチュエーションに立たされたらどうするかを妻と話してみました。
妻の意見~子どもを産む~
妻は子どもを産む決断をしました。
未熟児でもいいので、がんの進行のリスクよりも、子どもの未来を優先するという判断をしました。
私の意見~子供諦め、妻に生きていてもらう~
私は子どもは本当に欲しいと思うけど、やはり妻が死ぬリスクがあるのであれば、妻の命を優先するという判断をしました。
コウノドリの中の旦那さんも同様のことを言っていましたね。わかります。
結論は?
嫁と大激論を交わしましたが、明確な答えは出ませんでした。
同じシチュエーションになったら恐ろしいと思います。
そりゃそうです。
いくらお腹の中にいるとは言っても、それはもう我が子なのですから。
でもこうやって大激論を交わすことによって、命の大切さであったり、妊娠出産は当たり前にできることではなく一つ一つが奇跡なんだなって、改めて感じるようになりました。
しょーもない理由で堕胎するひとへ
以前妻の妊婦健診に付き添った際に、母親と思われる女性と一緒に泣きながら病院にいる女子高生がいました。(制服着ていたので女子高生かと。制服で来るなよ!笑)
その方がどうかはわかりませんが、堕胎で診察に来られていたのだとしたら、非常にショックです。
もちろん違うかもしれません。しかし制服でいて泣いているというシチュエーションなだけで、なんとなくそういった想像をしてしまう方は多いのではないでしょうか。
妻と子の生と死の究極の選択を迫られている方もいれば、育てるお金がないから等の理由で簡単に堕胎する人もいるのが現状なのかもしれません。
産婦人科には生と死が常に隣り合わせなんですね。改めてそう思いました。
そんな人には、このドラマを見てほしい。
親の責任
学校の授業でも保健の授業とかでこういった妊娠の話とかを受けるけど、思春期の学生にはやっぱり伝わりづらいですよね。
やっぱり親がきちんとしつける話だと思うんだよね。妊娠出産の話って。
真面目に向き合わないといけないことなのに、学校で話を聞くとどうにもおふざけしてしまう空気が流れがちですからね。
私も親からは避妊は絶対にしろと教育を受けてきたと思うので、そこの分別はあったと思います。
子を持つ親となった今、息子にもそういった教育をしていくことが私の責任でもあると再認識するきっかけとなりました。
どーでもいい話
コウノドリの脚本ははっきり言って鬼畜だし、妊娠出産って本当にリスク高いよね。
これが女性にしかできない仕事って、人類の存続において結構重大な問題なんじゃないか?
たまには男も妊娠するみたいな突然変異とか起きないかね(笑)
ちなみにカクレクマノミは、「あれ、メス少なくね?やばくね俺たち」って思ったら、オスもメスになるらしい。
実は300種もの魚類が雌雄同体、いわゆる性転換が可能だそうです。
タツノオトシゴは、オスが出産をするらしいし。
まぁオスがメスになる人は人間にもいるけど、妊娠まで出来ないからね。
数百年後、人類がどう進化するか気になる…
この妊娠出産の過程を男が半分でも負担できたら、世の中の男女平等はものすごく進むんでしょうね。
それこそ女性の社会進出がどうのこうのっていう問題はほぼなくなる。
産休育休は当たり前になるし、マタハラとかいう言葉もなくなるだろうし。
育児の分担!家事の分担!とかいう問題もなくなれば、産後鬱やら育児ノイローゼになる可能性だって夫婦で半分にできる。
せめて、出産は女性かもしれないけど、おっぱいは男が出るとかならいいのにね(笑)
俺そこそこおっぱいでかいし(笑)